子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がん予防ワクチン(HPV)について

活動報告で、昨年度の実績等について取り上げました。

理由としては、ここ数ヶ月、積極的な呼びかけの有無について議論が行われていたことがあります。

子宮頸がんワクチンについては、2013年4月に無料の定期接種となりましたが、全身の痛みなどを訴える人が続き、6月には積極的な勧奨はされなくなり、長い年月が経過し、定期接種ということさえも忘れられている状況にあります。

しかし、昨年の秋に国が周知することを求め、船橋市も12月に対象年齢最終学年の高校1年生へ個別に周知を行い、昨年の接種は伸びました。

2価ワクチン(サーバリックス)4価ワクチン(ガーダシル)9価ワクチン(シルガード)
販売開始:2009年12月 販売開始:2011年8月 販売開始:2021年2月
2回目接種:初回~標準:1ヶ月 接種間隔:初回~標準:2ヶ月 接種間隔:初回~標準:2ヶ月
3回目接種:初回~標準:6ヶ月 3回目接種:初回~標準:6ヶ月 3回目接種:初回~標準:6ヶ月
公費(無料)公費 (無料) 自費 約3万円/回

厚生省 子宮頸がんワクチン

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

10月1日、厚生省の専門部会は再開を認める方向で一致しました。

ワクチン接種はご家庭、本人の判断に基づきますが、今回再び積極的な勧奨となったのも海外のデーターなどが根拠となっています。また、このワクチンは高額で3回の接種が必要なので、無料でないとなかなか難しいです。

国は、子宮頸がんワクチンに限らず、ワクチン接種が新型コロナの感染拡大により接種できなかった場合には期限切れでも対応することを市に求めています。市も、対応する姿勢ですが、積極的な案内はしません。該当の方は、保健所健康づくり課へ一度ご相談ください。