父母会戦記 第3回 民営化について

公立保育園問われる意義、東京都小金井市の事例から改めて問われています。(東京新聞2022年11月2日朝刊)待機児童問題が叫ばれていても、公立保育園は減り続けています。

「延長保育や休日保育など様々なニーズに民間の方が柔軟に対応できる」確かにそうだろう。でも、20、21時まで預かれる、土日も開園する保育園になれば、預けっぱなしにならないか。子どもにとって良い環境なのでしょうか。

世田谷区では、「セーフティーネット」と位置付け「就業していない親の相談、支援拠点」を公立園の意義とする、とあります。もちろん大事な意義ですが、それ以上に地域の保育の質の向上、保育士給与等についても基準となり底上げになり得ると考えています。

先日は今後の「父母会戦記」の取材で、小規模保育園を見せて頂きました。小規模園はここ数年、待機児童対策で増えていますが、認可とは違って立場は弱いです。ただ、懸命に保育に関わっていて、なんとか現場の声を広く世の中に伝えていきます。

⇩⇩

https://webfrance.hakusuisha.co.jp/posts/6636