ダブルケアを行政課題として①

「ダブルケア」は造語、本来は「二重に世話する」というよりも背景にある「責任」に焦点をあてた概念です。ダブルの責任、主に同時に子育てと介護の2つの責任を担う状態を指します。もちろん、昔からダブル、トリプルが現実としてありました。女性の社会進出、核家族化、晩婚化などからさら複雑化し、孤立化し疲弊する状況があります。

一番は「どこに相談したらいいか分からない」

介護は介護保険関連、包括支援センター、ケアマネジャー…

子どもは保育園?幼稚園?市役所?ファミリーサポート?

ただでさえ時間が無い「ダブルケアラー」は、相談だけで走り回らなければなりません。それで解決されることは少なく、「たらい回し」の事態も。

そんな友人の状況を知り、ダブルケアについて関心を持ちました。

広く、この状況を知り、市としても認識して欲しいと「ダブルケア」について、所属する健康福祉員会で取り上げる提案を行いました(令和2年7月)。