父母会戦記第9回 船橋で進まない支援児の私立園受け入れ

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2023も残すところわずかとなりました。今年は12年間の保育園送迎生活が終わり、三男の学校入学、選挙、次男の顔面やけどで救急搬送……色々なことがありました。

何よりも統一地方選にて無事合格し、再び政治活動が出来ること、皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。

来年も皆様にとって素敵な充実した年になりますよう、お祈り申し上げます。

船橋で進まない支援児の私立園受け入れ

自立支援協議会において、委員の方より、船橋市の発達支援保育についての現状が共有されました。(今仲は傍聴者)

船橋市では、「第4次船橋市障害者施策に関する計画」の重点課題「障害のある子どもの健やかな成長・発達に向けた支援の充実」としている。また、『船橋市発達支援保育実施要項』に基づき、保育所を必要とする発達支援児の保育所での受け入れを行います。また、保育所のバリアフリー化を推進します」…としながらも、発達支援児を行っている園は、公立27園中27園、私立101園中17園で合計44園しか行っていない。障がいのある子を持つ保護者は、この44園以外には入園希望は出せない。このように障害のある子どもを受け入れる園を限定することが許されるのでしょうか。

受け入れしていない園に兄弟を通わせていた場合、同じ保育園に通えません…

との声でした。

私が所属する父母会連絡会は基本的には公立園父母で組織していますので、発達支援児と当たり前に一緒に過ごしています。発達支援児の父母からは、延長保育実施要望や就学前の不安解消などの声が上がっていましたが、その前段階の状況は知りませんでした。

発達支援児受け入れには、園の協力が不可欠です。公立園の役割と共に船橋市独自の運営背景について考えてみました。

第九回 船橋で進まない支援児の私立園受け入れ | 「父母会戦記:保育園がなくなる日」今仲希伊子 | web ふらんす (hakusuisha.co.jp)